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つくるコト、一緒に、楽しく。

MAGAZINE

cotoのなりたち。僕たちは〇〇な人と繋がりたい。

中目黒の小さなリノベーション会社coto。

目黒川沿いの桜を望める贅沢な場所にそのオフィスはあります。

 

私が初めてcotoスタッフの2人と出会ったのはある食事会の席でした。

初対面なのになんともリラックスした空気を纏い、

とても機嫌よくこちらの話を聞いてくれる

良い意味で“緊張”という言葉を知らないような方々だったのを覚えています。

 

その半年後、初めてcotoのオフィスに訪問して驚きました。

他のスタッフの皆さんもあの時の2人と同じ空気を纏っていたからです。

肩の力が抜けていて、誰でも迎え入れ自由に過ごさせてしまう雰囲気。

これが、他のリノベーション会社とは全く違うcotoの姿であり魅力でした。

 

そのリラックスした雰囲気や親しみやすさは

円滑なコミュニケーションにつながり、

素敵なリノベーションにつながっていくのですが…

それは追々お伝えしていくとして、

今回はその独特の空気感の源となるcotoのなりたちからお伝えしていきたいと思います。

 

3人でスタートしたcoto

 

cotoの初期メンバーは3人。

彼らが当時在籍していたのはリノベーション業界の大手企業。

主に居住用マンションリノベーションの設計・施工を行っていました。

 

たくさんのリノベーション経験を重ねるうちに

『住宅だけでなく色々なリノベーションを手掛けたい!

自分たちのアイデアを存分に実現して、

面白いリノベーションをしていきたい!』

そんな思いで会社を立ち上げることを決意しました。

 

そして、エレベーターもない小さなビルの5Fに

3人横並びのデスクをつくりスタートしたのがcoto。

その名まえの由来は

「住宅でも店舗でも出来上がった“モノ”ではなく、そこから始まる“コト”が大切」

という思いが込められています。

 

さいしょの仕事は、壁をDIYで塗装する

 

cotoが最初に受注した仕事はマンションの内装工事。

和室の壁を明るい色にしたい、そんなシンプルな内容でした。

できるだけ金額を抑えて実現したいという要望もあり、

3人でDIYの塗装工事を行うことになりました。

 

現場でDIY作業をすることは、

3人にとってこれまでなかなかできなかったこと。

自分たちからDIYを提案し、手を動かし、

リノベーションを実現していくことは

大きなやりがいがありました。

このDIYの経験は、後に他のプロジェクトにも生かされていくことになります。

 

コンセプトから設計するリノベーション

そこからは色々なつながりで仕事が舞い込み、

マンションをリノベーションして販売する再販物件や、

賃貸マンションリノベーションの仕事を手掛けました。

 

cotoの再販・賃貸リノベーションは設計施工だけではなく

ターゲットに響くようなコンセプトも設計して提案します。

前職での多くのマンションリノベーションの経験から、

提案できるデザインテイストも豊富です。

手がけた案件は物件の価値を高めると好評になり、

順調に仕事が増え新たなスタッフにも加わってもらうことになりました。

 

設計チームの誕生で、仕事の幅がひろがる

 

新たなメンバーを加え、

cotoの仕事の幅は大きく広がりました。

住宅のリノベーションだけでなくホテルやホステル、

商業施設の設計も手掛ける設計専門チームの誕生です。

ホテルリノベーションの設計は、

プロジェクト自体が大きく依頼元も大企業。

事業収支にあった提案、プランニングの能力、

緻密な設計、デザイン実現のための設計監理など

よりシビアに要求される世界です。

 

設計専門のチームがこれに対応することで

立ち上げ時の「面白いことやアイデアを実現したい!」

という思いが、住宅だけでなく街づくりに関わるような

プロジェクトでも叶えられるようになりました。

 

これまでのcoto、これからのcoto

 

最近はリノベーションという言葉も広く知られるようになり、

以前にも増して色々な依頼が来るようになりました。

 

cotoのオフィスは現在の中目黒に移転。

knotというシェアオフィスを併設し、運営を始めました。

現在のcotoのメンバーは、スタッフだけではありません。

knotを使う人、そこを訪れる人、全てがcotoのメンバーです。

「施主や自分たちだけでなく外の人を巻き込めば、

もっと面白いリノベーションができる」そう考えています。

coto独特の誰をも迎え入れてしまう不思議な雰囲気は

彼らが『思いに共感してくれる人とリノベーションを通して繋がりたい』と思っているから生まれるもの。

肩の力を抜いた自然体のcotoだからこそ出せる居心地の良さです。

適度な距離感と、リノベーションという共通の話題で繋がる心地よい関係。

 

それは、InstagramやtwitterのようなSNSでのコミュニケーションとも似ているように感じます。

 

これからの時代は彼らに共感し、

「こんな人たちにリノベーションを依頼したい」

と思う人々がもっと増えてくるのかもしれません。

 

 


加藤沙奈(ライター)

ARCHI CONCIERGE(アーキコンシェルジュ)代表。「家がほしい人」と「建築のプロ」をつなぐ仕事をしている。

住まいに関する記事の執筆のほか顧客から直接相談を受けての紹介や中古物件探しにも対応している。HPはこちら